東北圏の総生産(名目値)は、東日本大震災後の復興需要を背景に2017年まで増加してきたが、その後は減少している。
経済活動別にみると、復興需要を受けて建設業が大きく増加したほか、製造業の伸びが際立っている。
2020年度の総生産においては、製造業(19.5%)の割合が最も大きく、以下、不動産業(12.0%)、卸売・小売業(11.7%)、保健衛生・社会事業(9.7%)、建設業(8.3%)の順となっている。
全国と比べ特化しているといえる産業は農林水産業、建設業、電気・ガス・水道・廃棄物処理業などである。このうち農林水産業は全国の構成比を2倍以上上回っており、東北圏の大きな特徴となっている。
県別および東北圏の総生産(名目)の推移
資料:内閣府「県民経済計算」
(最終更新日:2023年11月24日)
経済活動別の総生産(名目)の推移
資料:内閣府「県民経済計算」
(最終更新日:2023年11月24日)
総生産の経済活動別構成比(2020年度)
資料:内閣府「県民経済計算」
(最終更新日:2023年11月24日)