新潟県:開志学園高等学校(高校3年生 250名)
テーマ:未来をまもる お金の授業
講 師:金融リテラシー向上コンソーシアム
人生の三大資金である「住宅資金」「教育資金」「老後資金」について、どの程度の費用がかかるのかをクイズを交えながら学び、夢や目標を実現するためにはお金が必要であることを理解した。就職や結婚、子どもの教育・養育、定年退職後などのライフイベントと収支曲線を見比べながら、収支ギャップ(予定外の収入減少や支出増加)が生じた場合には、資産の取崩しや消費の制御、借入などの対応が必要となることを学んだ。そのため、必要な資金を確保するための貯蓄のポイントとして、先取り貯蓄などの家計管理の方法について学習した。また、18歳から一人で有効な契約をすることができるようになるため、ヤミ金融や高収入アルバイトなど、さまざまな金融トラブルの事例を通して、だまされないためのポイントについて学習した。今後利用していくローンやクレジットの仕組みや利用方法、信用情報についても学び、金融トラブルに巻き込まれないためには、金融リテラシーを身に付けることが重要であると理解した。
感想
- 生涯を通してこんなにたくさんの資金が必要とは知らなかったし、最初に聞いたときは今後の将来がとても不安に感じました。しかし、私たちの資金を守る仕組みや制度があることを知り、少し安心しました。金融トラブルや詐欺の事例があること、巻き込まれたら危険な目にあうことがわかり、今までより一層他人に個人情報を教えることは慎重にしようと思いました。
- 普段あまり意識していなかったお金の使い方や、契約の仕組みについて知ることができました。ネットで簡単に買い物ができる時代だからこそ、偽サイトや定期購入などのトラブルに巻き込まれないように、自分で気をつけることが大切だと思いました。
- 想像より学費や老後にかかる金額が多く、これまで支えてくれた家族に感謝するとともに、今後の資金管理についても考えていかなければいけないという危機感も得ることができました。カード利用やローン、金融リテラシーを完璧には理解できておらず、今のうちに知識を身につけ、トラブルや破産につながらないように注意していきたいと思います。
- 将来のライフプランを立てて、計画的にお金を貯蓄、使用することが大切だと改めて考えることができました。これからの自分に何が起こるか分からないからこそ、その時のために収入をしっかり把握して、必要なものかよく考えて貯蓄や計画を立てるようにしようと思いました。