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宮城県:仙台市立南小泉中学校夜間学級(中学1〜3年生 19名)
テーマ:震災伝承について
講 師:震災伝承ネットワーク協議会(東北地方整備局)

 「千年に一度」と言われる東日本大震災について、事実、記憶、経験、教訓等を後世(次世代)に伝え将来の災害に備えるため、震災伝承の取り組みを発信することは被災地の責務であり東北地方整備局の使命であることを伝えた。また、東日本大震災の概要として、防災ヘリから撮影した津波の映像を紹介するとともに、津波浸水区間や東北地方の被害の概況、各地の道路復旧に向けた活動事例を紹介した。あわせて、宮城県内の学校における事例も紹介し、当該校では東日本大震災の2日前に発生した余震を受け、その翌日には臨時朝会を開き防災・減災のための教育を行うとともに、教員管理職の打合せを実施し避難手段・避難先・所用時間等を再確認したことで、震災時には一人の犠牲も出さなかったことを例に挙げ、備えの大切を訴えた。最後に、災害を「自分ごと化」して将来に備えるとともに、家族や仲間ともしもの時にどうするのか、じっくりと話し合うことが大事であることを伝えた。

感想

  • 震災当時、電気やガスが止まったりして何もできない状態が長く続きましたが、そんな中で復旧に向けて動き回って下さった人たちのおかげで、元の生活に戻れたことに改めて気づきました。
  • 今日の授業を受けて、改めて自分の命をどう守るか考えることが出来ました。
  • 地震などを含めて、事前の想定、「自分ごと化」することがとても大切なのだなと分かりました。
  • 私自身、大地震を経験したことが無いので想像できなかったけど、改めて被害の大きさを見て恐ろしさを改めて感じました。
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