新潟県:新潟県立高田特別支援学校(小学6年生 7名)
テーマ:紙の知識 紙抄き体験
講 師:北越コーポレーション株式会社新潟工場
紙は木から作られており、木を細かく砕いた「木材チップ」を、南アフリカ、オーストラリア、チリ、ブラジル、ベトナムなどの海外から船で日本に運んでいることや、工場では木材チップと薬を混ぜて大きな鍋で煮る作業「蒸解(じょうかい)」をすることで、白い「パルプ」(紙のもとになる材料)になることを学習した。クイズや動画を通して紙の製造工程や製紙機械の仕組みについて理解を深めるとともに、実際に木材チップやパルプを固めたものを手に取り、紙の原料を直接確認した。紙をつくる機械は最大で長さ約230メートル、幅約10メートルの大きさであることも紹介された。手すき紙づくり体験では、ペットボトルに水と切ったトイレットペーパーを入れてよく振ったどろどろのバルブに染料を入れて好きな色にしたり、色紙で飾りつけをしたりして、自分だけのオリジナルの紙を作成した。
感想(先生・保護者からの感想)
- 「木がちっちゃくなって、いっぱいになって、パルプで、どろどろなって、紙になって、すごかった。」と発表しました。木材を砕きパルプ化して紙になることを理解し、自分の言葉で表現していました。
- 自分で紙漉きした紙をもち、「これ、○○ちゃん(妹の名前)にプレゼントしてあげようかな~。」と言いながら、スキップしていました。
- 家に帰ってくるなり、体験したことを一生懸命に話していました。その様子があまりにも楽しそうなので、私も紙漉きをやりたくなりました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
- 家に帰ってから、紙漉き体験のことを教えてくれました。社員の方とのふれあいが楽しかったようで、身振り手振りで教えてくれました。