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山形県:鶴岡市立斎小学校(小学6年生 25名)
テーマ:テクノロジーを使って「地域の困りごと」を解決しよう
講 師:富士通株式会社

 4グループに分かれて、事前に課題研究を実施し、①環境に悪いゴミのポイ捨て問題について、“ゴミの量のデータ化”、“データの地域への通知”、“分別ロボットによるごみ回収とポイ捨ての注意喚起”という対策、②観光客誘致問題について、店の商品説明と人気商品のホームページによる発信、観光客数のデータ管理という対策、③外内島きゅうりの生産量が減っている問題について、“調理方法等記載のパンフレットの作成配布”、“ネット販売の実施”という対策、④人口減少と空き家の増加問題について、“空き家のデータ化”、“空き家の活用”という対策がそれぞれ提案された。講師からグループ提案ごとに、「ポイ捨ての原因も調べると良い」、「ホームページは口コミと新しい情報の更新が大切」、「フィールドリサーチは大切」、「加工品開発による販売も良い」、「マスコットを作りネットでPRする」、「住みたいと思う街づくりも大切」など説明とアドバイスがあった。

感想

  • テクノロジーを使いながら、それぞれどんな風に解決するか自分たちで考えて、斎地区の課題の解決方法を考えることができました。実際に富士通の人たちに自分たちの提案を伝えたときも、どこが良いのか、どの部分をもっと良くできるか、いろいろなアドバイスをもらったおかげで、斎地区をもっと良い所にするにはどうすればいいのか考えることができました。
  • 発表してみて、各班にアドバイスをもらったし、今後の学習に生かしたいと思った。空き家をなくすためには、家をリフォームするだけではなく、町全体もリフォームすることが良いということがわかった。
  • 見える化、自動化、つながる化を使ったら、どんな課題でも解決できるような気がした。大事だと思ったのは、実際に困っている人にフィールドリサーチして、困っていることを的確にすることが大切だと思った。
  • 地域課題を解決するために、課題の原因や解決するために自分たちに何ができるのかについて、たくさんアイデアを出し合い、提案する機会があってよかったです。自分たちが提案したものに加えて、アドバイスやアイデアを出してもらうことで、よりよい提案になり、早くその地域課題を解決したいなと思いました。
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