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岩手県:一関修紅高等学校(高校2年生 26名)
テーマ:世界かんがい施設遺産「照井堰用水」
講 師:照井土地改良区

 土地改良区の主な業務は、水の調整や水路のゴミを除去し田んぼに水が無駄なく行くように安定的に水を流すことや、農道や水路等の農業生産の基盤を整備し農作業を効率化すること、また、2016年に世界かんがい施設遺産に登録された「世界かんがい施設遺産照井堰用水」の歴史や役割について、クイズ等を交えて学習した。照井堰の水は農業用水のほかにも、防火用水や生活用水のほか、地球温暖化制御の一助になろうと照井堰を利用した水力発電事業を2010年に開始。農業の高齢化が進む中で、一関遊水地のスマート農業の取り組みなどについても理解した。講義の後には樋ノ沢隧道にて、水路の施設見学や水路トンネル探索を実施した。

感想

  • 照井土地改良区では、どのような取り組みがなされているかが分かりました。照井堰の落差を利用した水力発電事業の展開や、大区面圃場を活かしたスマート農業など、たくさんの取り組みがされていて、すごいなと思いました。実際にトンネルにも入り、とても勉強になりました。
  • 小学生の時に勉強する機会がありましたが、改めて学ぶことができたので良かったです。特に一番驚いたことは「最末端の田まで水が届くのは、およそ6時間かかる」ということです。もう少し早い時間で水が届くと思っていたので、6時間と聞いて驚きました。
  • トンネルは思っていたよりも狭く、136m位と聞いていたけれど入ってみると想像以上に長く、水の量も想像以上でした。自分の知らなかったことを詳しく知ることができたし、トンネルの中も楽しむことができたので良かったです。
  • 講義、校外学習共に、わかりやすく説明してくださったおかげで、とても楽しく充実した時間になりました。ヘビやコウモリがいたり、水が意外と深いトンネルを歩いたりして、面白かったです。
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