宮城県:富谷市立富谷第二中学校(中学3年生 178名)
テーマ:大人になる前に知っておきたいお金の話
講 師:宮城県金融広報委員会
金融リテラシーとは、経済的に自立し、より良い生活を送るために必要な「お金に関する知識や判断力」のことで、成年年齢が18歳に引き下げられたことにより、18歳から保護者の同意がなくともローンやクレジットカードの契約が可能となることなどを例にあげ、金融リテラシーを身につけることは、安心した生活に繋がることを学習した。希望するライフプランを実現するためには働いて収入を得ることが必要で、家計管理やリスクに備える保険の仕組みのほか、今後気をつけなければいけない金融トラブルについても理解した。グループワークでは、職業(収入)や結婚(する・しない)、子ども(もつ・もたない)、住居(購入・賃貸)等、ライフイベント毎のカードを引き、収入と基本の生活支出のほか、ライフイベントに伴う支出(費用)を理解することで、結婚や子育て、住宅購入等、人生には様々な選択があり、イベントやアクシデント等の要因に影響を受けながらも、計画性をもって生活する必要があることを体験した。
感想
- お金の使い方や制度などについて学ぶことができました。特に、住宅ローンを払ったり、アクシデントによる支出があったりと、自分のやりたいこと以外にもお金を払う必要があるため、貯金を普段から行い、お金にあまり困らないようにしていきたいです。また、職業に関してもさまざまな種類があり、これからも自分のやりたいことを探しながら、生活していきたいです。
- 給料の全部がもらえるわけではなく、一部が税金として払わなければいけない事は驚きました。ゲームを通して、お金の使い方や出来事に応じて、どのようにお金を使うべきなのかを学ぶことができました。お金の有無だけを大事にするのではなく、その時に応じて思い出なども考えてから買い物をするべきだと学びました。
- 将来、やりたい仕事や、やりたいことなど、見通しを立ててから、今、自分が必要としているものにお金を使わなければならないということが分かりました。生活設計をすることで、いつ、何をしたいのかを考えることができ、将来の自分のことについて、計画を立てることができました。
- 消費者として気をつけるべきことや、大切なことを知ることができました。特に、悪徳商法は勇気をもって断るということが、一番印象に残りました。