新潟県:上越市立南本町小学校(小学5年生 43名)
テーマ:「教訓は、いのちを救う」~過去の災害から防災を学ぼう~
講 師:3.11伝承ロード推進機構
これまで学校で学習してきた「地すべり」「洪水」「地震」などの自然災害について振り返りを行ったあと、「避難所」について学習した。避難所は災害のために自宅での生活が困難になった時に一時的に生活を送る場所であることを、過去の避難所が設置された様子の写真をみながら理解した。また、ロープで3m×6mに囲んだスペースにクラスごとに入り、避難所の狭さも体験した。避難所で起こり得る困りごとについて、ペット(犬)を連れて避難してきた場合、車いすのおじいさんが一人で避難してきた場合、日本語が分からない外国人が避難してきた場合などに、どのような困りごとが起きるか、どのような解決策があるか、自分たちにできることは何か、についてグループごとに考え、発表した。
感想
- 自分の家のひなん所をあらためてかくにんしました。3m×6mの中で寝てみると、ひなん所のスペースがせまくてビックリしました。寝ころがれるほどのスペースがあまりなくて、立っていたり、すわっていないといけない人たちがけっこういました。
- 中越沖地震のひなん所の写真を見て、あんなに人が集まっていてびっくりしました。実際に体験してみると、せまいし、ちょっとゆかで寝るのはいやでした。
- 小学校や中学校の体育館などが主なひなん所ということが分かりました。しかし、小学校や中学校に入れないときは、ビニールハウスや車の中でひなん生活をするときもあると聞いて、とてもビックリしました。みんなとよりよいひなん生活をおくるために、目が見えない人のために点字をかべにせっちしたりと、くふうしたいです。
- ひなん所には様々な人達がひなんしてくると知りました。目のみえない方や高れい者の方々など、たくさんの人がひなんしてくることが分かりました。災害時のために、日ごろから色々な準備をしていきたいです。