宮城県:仙台市立松森小学校(小学5年生 42名)
テーマ:お米で安心安全な食べ物を届ける!
講 師:有限会社エコ・ライス新潟
「米」という漢字は「八十八」という文字からつくられたといわれており、採種や土入れ、田植え・稲刈りなどの八十八の手間がかかっていることから、お米を作るにはたくさんの時間と手間がかかっていることを理解した。中越地震を経験した講師が、避難所で高齢者や病気を抱えている人が多いことに驚いたことをきっかけに、アレルギーやアトピー、透析患者など食事制限がある方向けに、タンパク制限者が食べられるアルファ米や、小麦・乳・卵を使わない米粉クッキーを開発したほか、宗教上の理由で制限がある外国人向けに米粉クレープや米粉パン粉のフリッターなどを開発するなど、お米の無限の可能性が防災食のほかにも世界に広がっていることを学習した。ダンボールで造られた担架の体験や、昨年学校で収穫したお米を使ったポン菓子体験も行った。
感想
- アレルギーの人でも食べられるように、ケーキをお米で作りだしたのがすごいなと思いました。みんなが食べているケーキは小麦や乳、卵を使ったもので、アレルギーの人は食べられないけど、それを米粉を使ってケーキを作ったということを学びました。
- お米で非常食を作れることを知ってびっくりしました。非常食が入っていたダンボールにも工夫されていて、その工夫がトレーになることや、小さなつくえにもなることを知って、本当にびっくりしました。
- お米で非常食をつくって、たくさんの人を救っているのがすごいなと思いました。水分をとるのに制限がある人でも気楽に食べられる非常食を初めて知りました。ほかにも、外国の人も食べられるように、英語の説明書をつくっていたり、米粉でケーキをつくっていることにもおどろきました。
- 初めて知ったことがたくさんありましたが、とくにびっくりしたのは、食べられなくなったお米でお皿などを作っていることです。それに、お皿だけではなく米粉のケーキやクレープ、ハンバーガー、あげものなどを作っていることもびっくりしました。