岩手県:岩手県立久慈東高等学校(高校3年生 18名)
テーマ:財政教育プログラム~日本の財政の未来について考える~
講 師:財務省東北財務局 盛岡財務事務所
税の役割や税金の種類など、日本の財政について現状と課題について学び、財政のバランスを考えていくことが大切であることを理解した。個人ワークでは、フューチャーデザインの考えを取り入れ、生徒が仮想の未来人となり、将来世代の視点から2050年の日本の暮らしがどうなっているのかを考えた。その後、グループワークで、それぞれの意見を共有し、持続可能な社会の形成や福祉の観点から、財源の配分にどのように取り組んでいけばよいのかを話し合い、国の予算を作成し、グループ毎に発表した。
感想
- 日本の国の財政について学習して、私が思っていたよりも、国の借金が多いと驚きました。歳出が歳入を上回ってしまう状況は良くないと思いました。今回の受講を通して、国のお金事情を分かりやすく説明していただき、理解することができました。
- 現在の日本は社会保障にたくさんのお金が使われていることを知りました。高齢化が進み続けているので増加しているのだと実感しました。このままの状態が続けば、自分たちの世代の負担が増えてしまうのだなと思いました。また、社会保障が高くなるにつれて、消費税も高くなっていることを知りました。今回、学んだことを忘れずに、今後の生活を送っていきたいと思いました。
- 税金の役割や使われ方、どのような税金の種類があるのかまで、詳しく知ることができて良かったです。日本は借金に依存していて、歳入も公債金の割合が多くなっていることにも驚きました。
- 税を減らせば様々な問題が生じ、税を増やせば国民の負担が増えるなど、税金のバランスを保つのは難しいことだと改めて実感する良い機会になりました。また、将来について考え、どうなっているのか予想を立てることで、問題を防ぐための対策を早い段階から講じることができると思いました。