新潟県:明訓中学校(中学1年生、3年生 244名)
テーマ:グローバル人材と英語
講 師:フジイコーポレーション株式会社
講師自身が海外での商談の際、その国の歴史について英語で会話をしたことで取引先と打ち解けた雰囲気をつくることができ、結果、商談を成立させることができた経験から、英語の語学力だけではなく世界史の知識も仕事に役立ったことを話された。このように、グローバル人材には英語は必要ではあるが、上手な英語ではなく内容が大切であること、英語は相互理解(相手を知り、己を知ってもらう)のための手段であることから、英語を話すことができるだけではなく、日本人として日本の歴史や文化を理解したうえで海外の人々と相互理解を深めていくことが重要であることを学習した。
感想
- 今まで英語は伝わることが大切だと思っていましたが、内容にも視点を向けていきたいと思いました。相互理解をするためには、相手や自分を知ることが重要で、そのために歴史や文化、風習、習慣などを知ることが必要というところでは、改めて色々な教科は繋がっているということを感じました。
- 海外の文化への関心はあるものの英語が話せない、理解できないと何も始まらないと思っていたので、文化を深く知ることを後回しにしていました。しかし、言葉が通じなくてもコミュニケーションをとれる手段があることを知り、文化を知ることも大切なんだと思いました。
- 印象に残ったことは「地元の企業で働くことはすばらしいチャンスを得られる」ということです。地元の企業だからといって、地元の地域だけに貢献するだけではなく、自分たちが世界を知るため、世界に自分たちの地域を知ってもらうために、たくさんの機会を作って日本の歴史を発信していくことは大切だと思いました。
- 印象に残ったことは「アメリカのプリマスと明日香」の例です。一見だたの石だが、その石の存在意義や過去の成り立ちを知ることが大切と学び、自分は今までそうして一つの物事に対し深く学び熟考する機会がなかったので、中身も大切に、これから世界を見てみたいと思いました。