岩手県:盛岡市立太田東小学校(小学5年生 55名)
テーマ:「教訓は、いのちを救う」~過去の災害から防災を学ぼう~
講 師:一般財団法人3.11伝承ロード推進機構
災害には地震や台風、大雨、火山の噴火、津波、河川の氾濫、堤防の決壊、土砂災害、火災など様々な種類があり、自分たちの住んでいる場所ではどのような災害が起こりうるか、また、その災害に対して自分たちに何ができるかを考えた。東日本大震災を経験した語り部(震災当時中学3年生)より、震災当時の体験や、震災前の学校での防災に関する様々な取り組みを通して「地域を知る」「人を知る」「災害について知る・考える・行動する」ことの大切さを学んだ。グループ毎に分かれて、「自分の命」「大切な人の命」「地域の安全」それぞれを守るために自分たちができることは何かを考え、また、大切だと思った理由や、どんな防災につながるのかについて発表した。最後に新聞紙で代用できるスリッパを作成し、災害に備えた防災グッズの必要性についても考えた。
感想
- 家族や友達とすぐに再会をすることができない、ひなんじょに行ったからといってすぐに安心することができないんだということを初めて知りました。もしこの学習がなかったら、ひなんじょに行けば絶対に助かると思っていました。
- 震災のことは知っていた方だと思っていましたが、想像をはるかにこえる地震だったということを知りました。これから先いつ地震が起こるか分からないので、そなえていようと思いました。
- 東日本大震災の話を聞いて、とてもこわくなりました。「自分の命を守るためにはどうしたらいいか」では、たくさんのことが分かりました。私は防災グッズを用意するということが分かりました。
- 震災はいつどこでくるか分からないので、いつでも冷静でいることが大切だと改めて思いました。新聞のような紙でもスリッパがつくれることを知ってびっくりしました。つくり方も覚えることができてよかったです。