岩手県:岩手県立久慈東高等学校(高校3年生 4名)
テーマ:地域金融の話
講 師:株式会社岩手銀行
銀行は「預金」「貸出」「為替」の3大業務のほか、資産運用支援なども行っているが、地域金融機関の特徴として地方(本店を置く都道府県)が営業基盤となっていることから、その地方と地方銀行は一体(運命共同体)であり、双方が元気でいなければ継続していけないことを理解した。それに伴い、岩手県が抱えている課題について考えるとともに、一方で、岩手県にある強みについても学習した。地域金融機関の役割は、地域の課題を解決し、地域の特徴を生かして、地域を元気にすることから、それぞれが考える「地域が抱えている問題・課題」「岩手(久慈)の強みや特徴」についてワークシートに書き出した。
感想
- 地域がよくならないと地方銀行もよくならないというお話を聞いて、岩手県や久慈市の現状をよく考えるきっかけになりました。地域が抱えている問題には、人口減少や少子化だけではなく、開業率の低さなども挙げられていたのが印象に残っています。
- 私が思っている以上に、地域が与える地方銀行への影響は大きいのだと思いました。起業や新事業への支援、コンサルティングなどを行うことが、地域の活性化につながっているのだと思いました。お互いに助け合って地域も銀行も元気になっていって欲しいです。
- 銀行はお金を貸したり預かるだけではなく、お金を移したり、市場運用取引など、様々な仕事があることが分かりました。
- いつも地域の課題の方に目がいきがちですが、岩手県や久慈市の良いところもたくさん見つけて教えていただくことができて良かったです。自分たちの地域の強みを生かした取り組みをどんどん増やして、地域を活気づけていけるといいなと思いました。