宮城県:常盤木学園高等学校(高校1年生 40名)
テーマ:モノの命:日本の着物のおはなし
講 師:ライフヒストリースタジオマッシュルーム
祖母から母、そして娘へと、明治時代から令和に至るまでの着物の歴史や文化について、家紋や現代の着物事情(着物のリメイク製品の紹介)のほか、養蚕や製糸産業の時代の変化も交えて学習した。着物や帯の種類・素材について、実際に着付けをしたり生地を触ったりして素材や着心地の違いを確かめた。ワークショップでは、古布を使用した「くるみボタン(ヘアゴムのアクセサリー)」の作成や、着物のたたみ方を体験した。
感想
- 着物の歴史だけではなく、正しい着方やたたみ方について学びました。特に印象に残った話は、着物の柄や色による位の違いです。時代による変化を肌に感じる内容でした。
- 着物が現在のような形に至るまでの歴史や経緯、素材の種類・特徴など、スライドやお話が分かりやすかったです。着物をあまり着る機会がなく日常から切り離されがちですが、日本の伝統ある文化の一つとして、周りの人にはもちろん、外国の方にも伝えていきたいなと思いました。
- 着物は古くから日本にある伝統的なものということは知っていたけれど、歴史や種類、原材料について詳しく知らなかったので学ぶ良い機会になりました。戦前までは、親が自分の娘が嫁に行く時に着物を持たせていたという話が印象に残っています。
- 着物や浴衣、羽織などを着る機会もありますが、やはり日本らしく、季節を先取りするという文化はとても素晴らしいなと改めて感じることができました。着物や帯を再利用してかばんなどを作っていると聞いて、とても良いなと思いました。