TOHOKUわくわくスクール image

山形県:山形県立東桜学館中学校(中学2生 99名)
テーマ:財政教育プログラム「(自分の将来のために)財政を通して日本の未来を考える」
講 師:財務省東北財務局 山形財務事務所

 日本の財政の現状と課題について、公共サービスや公共施設を支えているお金「税金」の仕組みや、「財政」「歳出」「歳入」とはどのようなものか、また、日本の財政状況や今後の見通しなどについて学んだ。財務大臣となって日本の未来を考えるシミュレーションでは、まずは各個人で自らが考える社会の実現に向けて、令和4年度の国の予算の歳入・歳出を組み直した。各個人が編成した予算を持ち寄り、グループワークを実施し、グループで考える社会とそれに向けた編成のポイントをまとめ、まとめ上げた予算についてグループ毎に発表した。

感想

  • 実際に予算を考えてみると、上げたいところを上げると借金が増えすぎてしまったり、歳入をその分上げようとすると収入が減ったりして暮らしにくくなるなど、うまく予算を考えられず難しかった。でもグループワークをすることで、違う考え方を知り、工夫の仕方など人によって違うため、1人で考えるより計画的に考えることができた。
  • 日本の財政について深く考えることはあまりなかったのですが、講座を通してクラスの人達とお互いの意見を話し合う良い機会になりました。日ごろからその人が日本の将来についてどのような考えを持っているのかを知ることができて、とても参考になりました。
  • 社会保障費の額がここまで膨れ上がっているのは、少子高齢化等の問題がからんでいるからだと分かった。そのため、子育てしやすく老後の保障もされるような予算案の実現は本当に難しいのだと実感した。
  • 日本は大きな借金を抱えていることを知り、おどろきました。また、その借金は次の世代へと引き継がれていることには、他人事ではないのだなと思いました。財政は身近なものだと感じることができました。
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