青森県:平川市立尾上中学校(中学1年生 64名)
テーマ:日本銀行とお札【リモート授業】
講 師:日本銀行青森支店
日本銀行誕生の経緯について、明治政府がお金の価値を安定させるために日本銀行の設立を決定し、明治15年に開業したことなどを紹介。また、日本銀行の目的は金融システムや物価の安定であることや、東日本大震災時に損傷したお札の引き換え作業の様子などについても紹介した。お札の偽造防止技術や、2024年度に発行される新札を解説。最後に、中学生の皆さんに知っておいてほしいこととして、正しい金融リテラシーを身につけることは、自分や周りの人を守る防具や豊かな生活を送るための武器にもなることを伝えた。
感想
- 日本銀行は私たち一般市民が使うものではなく、金融機関が使う「銀行の銀行」だということがわかりました。私は最初にこれを聞いた時は、どういうことなのかよくわからなかったけど、説明を聞いて、金融機関が日本銀行に口座を預けるからだということがわかったので良かったです。
- 現在使えるお札が22種類もあることに驚きました。一万円札、五千円札、千円札はみんな使っていますが、五十円券や一円券などもあって、祖父母の家で色々探してみようと思います。
- お札を本物か偽物かを見極めるために、文字の印刷の仕方を工夫していたり、傾けたりすることでパールインキが浮かび上がるなどの防止技術が徹底されていてすごいなと思いました。
- 政府は国のお金を出し入れし、年金や保険、道路の整備代などを出していると知り、安心・安全に生活することができると思いました。銀行のおかげで私たちは今暮らせていると思い、もっと深くお金や銀行について知っていきたいです。