福島県:いわき市立植田中学校(中学1年生 132名)
テーマ:ハルをさがして(映画上映)【リモート授業】
講 師:地域未来プロジェクト実行委員会
東日本大震災から1年後福島県を舞台とした、福島から東京へ自主避難してきた女子中学生とクラスメートの男子3人の、ひと夏の冒険物語。家族・ペット・地域・友情・風評・原発・放射能などの諸問題を、映画を通して考える。
感想
- 地元が舞台だったので、とても映画の内容が入ってきて良かったです。この映画を見て、改めて震災の恐ろしさを実感しました。自分が見る前に思っていた映画の内容とは違い、面白さなどがあってとても良かったです。
- 震災当時は2~3歳で記憶はあまりないが、この映画を通して震災は決して忘れてはいけないと思った。そして、他県からは福島県はそう思われているのかとも思った。福島県はそういう面もあったけれど、いいところも発信していかなければならないと思う。考えさせられる機会になりました。
- 私の家は震災で流されました。しかし、ここまで復興できたのは自分たちの力で立ち直れたのだと思います。もちろんボランティアの人たちには感謝しかありません。これからも、この救ってもらった命を次は私が誰かを救うために使いたいと思いました。
- 「福島が危険だから」という理由で自主避難をした人や、東京から福島に来た人がガスマスクをつけるなどといった場面がありました。実際に、福島の食品が外国の人達に避けられているのが話題になっています。震災から「まだ10年」かもしれません。ですが、その10年で福島はどんどん復興しているということを多くの人に伝わってほしいなと思いました。