加工組立型製造業の2022年出荷額は11兆8,079億円となっている。同製造業は、福島県全域、宮城・岩手県の北上川流域、山形県置賜地域、新潟県日本海沿岸に一定の集積がみられる。
産業別では、電子部品・デバイス・電子回路を中心とした電気機械のウエイトが高い。2008年の世界金融危機の影響を強く受けて電気機械の出荷額は大きく減少したが、近年は緩やかな増加傾向で推移している。輸送用機械は世界金融危機・東日本大震災後いち早く回復し、震災前の水準を大きく超える実績を示している。全体に占めるウエイトも増加傾向にあり、東北圏の製造業の特色ある分野の一つとなっている。
加工組立型製造業の集積(製造品出荷額等)(2022年)
資料:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」
(最終更新日:2024年10月1日)
加工組立型製造業の製造品出荷額等の推移
資料:経済産業省「工業統計調査」(~2019年、ただし「経済センサス―活動調査」実施年を除く)、総務省・経済産業省「経済センサス―活動調査」(2015年、2020年)、「経済構造実態調査」(2021年~)
(最終更新日:2024年10月1日)